ヒューマンビートボックスの英雄【ダギーフレッシュ】

ヒューマンビートボックスの初期とも言われる1980年代前後・・・

そのパイオニアが『ダギーフレッシュ"Doug E. Fresh"』と言われています。

先日の記事、「The Fat Boys」と同じ時期に活躍していました。


ダギーは、ラッパーとしてかなり高いスキルも持ちながら、

ヒューマンビートボックス

アートのかたちとして成立させたアーティストの一人です。


ダギーの本名は「ダグラス イー デイビス

カリブ海のバルドスで生まれ、

その後ニューヨーク州のハーレムに移り住んでいます。

そこで、ダギーはDJハリウッドのテープや

元祖ヒップホップでもあるオールドスクールを聞き

ヒップホップに興味を持ち始めるようになりました。

さらに、近所の地下室で、

2台のターンテーブルを操る男性の姿を見て、

「自分の音楽はこれだ!」と直感したのをキッカケに、

より音楽の世界にのめり込んでいきました。


彼は初めてにもかかわらず

ライミングが出来たという話もあるぐらいなので

音楽の才能を秘めていたのかもしれません。


その後、ダギーはラングストン・ヒューズの詩を学びながら

トランペットとパーカッションを音楽の地元でマスターしました。

地元のクラブにも出入りし始め、活動を開始し、

その頃に、パイオニアとなる

ヒューマンビートボックスを発明したのです。

そのためオリジナル・ヒューマンビートボックスとも

呼ばれています。

www.youtube.com

お客さんたちの盛り上がりがすごいです!


ビートボクサーの名手として、

ヒューマンビートボックを広めたダギーは

今までに多数のアルバムとシングルをリリースしており、

ダギーのビートボックスの魅力を世界に広めています。

そんなダギーは、現在ニューヨーク州にて

レストラン "Doug E.'s Chicken and Waffles"、

クラブ "Fresh"の経営もしています。


今やこれほどまでに賑わっているビートボックスを考えると

まさにダギーあってこそなので、偉大さ無しでは語れませんね。